-No.0122-
★2014年01月21日(火曜日)
★《3.11》フクシマから → 1048日
★オリンピック東京まで → 2376日
*名護市長選で、辺野古基地移設反対派の稲嶺氏が勝った。票差以上に勢いの差があったようだ。政府も仲井真沖縄県知事も、民意のゆくえを見誤った。いつまでも昔のままの沖縄だと思ったら、とんでもない大マチガイのコンコンチキだぜ*
1月18日、土曜日、夜。
横浜市緑区の住宅街に、贔屓の鮨屋を訪ねた。
じつをいえば贔屓とは気もちばかりで、ずいぶんのご無沙汰つづきだったのである。
ひさしぶりの電話を入れたら、大将が心臓疾患で救急治療騒ぎがあったとのこと、それでもいまは復帰しているというので、仲間を誘って予約を入れ、5人でカウンターに陣どった。
大将の心臓疾患は、ぼくと同じ“心臓内科(内視鏡)”系。ステントという血管拡張器具による治療を受けた。外科手術に較べると身体の負担が少なくてすむ。とはいえ、心臓に負担をかけないための体重制限とやらで、すっかり華奢な細身になっており…。
しかし、流石に思ったのは、腕の筋肉には衰えがなかったこと。
いつもと変わらない軽口はさみつつ、いい肴を味あわせ、鮨に舌鼓をうたせた。
繁華街から離れた住宅街に店を構えるケースは、いまも盛んなようだけれども、多く見かけるのは脱サラ蕎麦屋と洋食レストラン。
「どこも出前と回転ばっかり、鮨屋はバタバタ倒れるばっかり」と大将は笑う。
「若い人の口が変わったね、おれんとこの刺身はかたいってやがる、いつものはもっと柔らかくて食べやすいってさ」
大将の嘆きはもっともだが、正直、やむをえないところもある。
いまのたいがいの鮨屋、ここの大将ほどの見識も技もないから、“回転”などのエンタメ系には、とてもとても太刀打ちができない。